「ほとんどの人が真実はウクライナにある、ということを理解しているはず」
情報発信が「武器」だとの持論も展開した。ゼレンスキー氏の精力的な情報発信の「力の源泉」を尋ねる質問に、次のように答えた。
「武器というのは戦うための武器だけではない。私が今行っている情報発信、社会のリーダーや社会に対する影響も、実は武器だ。皆さんは将来、コミュニケーションによる武器しか使わずに済むように、心から祈っている」
その上で、情報発信の成果として、欧州にとどまらず全世界でウクライナへの理解が広まっていると強調。
「ほとんどの人が真実はウクライナにある、ということを理解しているはずだ。情報発信は私が行わなければならない。ウクライナは戦争を希望しておらず、戦争をやめたくないのはロシアだ、という点で情報発信を行わなければならない」
などと述べた。
質問された「力の源泉」については、
「ウクライナで戦争がなくなり、平和になることが私の夢だ。その夢をかなえるために、私はいくらでも頑張る力がある」
と答えた。