元王者テテ、WBA&IBF王者挑発も...米メディア悲観 アフマダリエフは「統一戦の方がより得るものがある」

WBA、IBFは世界ランク圏外

   記事ではテテ陣営がアフマダリエフとの対戦を望んでいることを紹介した上で、アフマダリエフにとって世界4団体王座統一戦の方がより得るものがあると指摘。さらに現時点でテテはWBOスーパーバンタム級で世界6位に入っているが、WBA、IBFの世界ランキングには入っていない事実を突きつけた。

   テテは過去にも対戦候補となる選手を挑発してきた。

   WBO世界バンタム級王者時代には対抗団体のWBAとIBF王者だった井上尚弥(大橋、29)との対戦を熱望し再三にわたって井上を挑発。結局テテが19年11月に暫定王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン、32)との王座統一戦に敗れ、井上との王座統一戦の夢は消滅した。

   世界バンタム級3団体統一王者の井上は来年スーパーバンタム級に上げる見通しで、バンタム級同様に世界4団体王座統一を目指している。井上が転級した時に果たしてテテは世界のベルトを巻いているのか。今後の展開に注目が集まる。

1 2
姉妹サイト