広告出稿者として「お詫び」も...
さらに、2日の「Webメディア『就活の教科書』に関する当社サービスへのアフィリエイト対応に関しまして」と題した発表では、同社がASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を通じて「就活の教科書」に広告を出稿していたことについて触れた。
発表によると、物議を醸した「Fラン大学一覧」の記事内に、同社のサービスに誘導するリンクが掲載されていたため、SNS上で批判の声があがっていた。
同社は「今回批判の集まっている記事は、そのASPの広告出稿審査を通過したメディアである『就活の教科書』が独自に制作したものであり、当社が記事内容について管理・監修できる立場になく、記事の確認ができないまま公開されたもの」だと説明。一方で「このような記事が公開されてしまったことに関して、広告主としての責任を重く受け止めている」とし、次のように謝罪した。
「このたびは、大学生及びご関係者様、OfferBoxをご利用いただくお客様、就活生ならびに保護者の皆様、大学関係者様をはじめとする多くの方々にご不快な思いをさせてしまい心よりお詫び申し上げます」
同社は1日付でASPに「『就活の教科書』とのアフィリエイト広告提携を含む、一切の契約の解除」を申し出た。
今後は「広告表現に対しては、広告主としての責任として主要メディアに対し定期的な記事の確認をおこない問題のある表現ではないか確認するとともに、ASPにはいかなる差別表現・第三者を侮辱するような表現を禁止するよう伝えて再発防止に取り組み、安心してサービスをご利用いただける体制づくりに努めてまいります」とした。