プロ野球横浜、日ハムのOBで野球解説者の高木豊氏(63)が2022年7月3日にユーチューブを更新し、日ハム清宮幸太郎内野手(23)に言及。元日ハム投手の岩本勉氏(51)をゲストに迎え、球団OBとして清宮の打撃について私見を述べた。
「着々ですけども成長している選手だと思っています」
清宮は今季67試合に出場し打率.232、8本塁打、18打点、出塁率と長打率を合わせたOPSは.778をマーク。3日のオリックス戦では自己最多の8号ソロを放ち、プロ5年目にして2ケタ本塁打を視界に捕らえた。
清宮の打撃について岩本氏は「着々ですけども成長している選手だと思っています」と評価すると、高木氏も「成長はしているよな」と同調。その一方で高木氏は「(打率が)2割5分だとしてあとの7割5分、この凡打ががっかりする。凡打の内容、三振の内容が悪すぎる」と指摘した。
高木氏は清宮の凡打の内容にも言及。「三振したくないとか。三振してもいいバッターなんだよ。フルスイングすれば。だけど手だけで振ったり。内容が本当にない。だから次に使いたいと思うことが減る。(新庄監督も)絶対思ってるはず」と断言した。
清宮の打撃センスを買って大きな期待を寄せている両者は、打撃向上に向けて独自のアイデアを披露した。
「清宮専属のコーチを付け専門的にやれば形になる」
高木氏は「清宮はマンツーマンで誰かに任せたら形になってくる」とし、「清宮専属のコーチを付けて専門的にやって寝食共にしたら形になる、絶対」と強い口調で語った。
一方の岩本氏は「提案がある」と切り出し、「キャンプ中に清宮幸太郎を片岡篤史さんに預けたらどうですか?2週間から3週間。キャンプ中に」と、コーチ役に日ハムOBで現中日2軍監督の片岡篤史(53)の名を挙げた。片岡氏は02年に日ハムから阪神に移籍し、セ・リーグでもプレーし今年から中日2軍で指揮を執っている。
岩本氏は仰天プランを提案した理由について「(片岡氏は)今2軍で監督をされてますから。ドラゴンズからも数人。(昔は)練習トレードってあったんですよ。それやってみると、既存の左打者コーチがアドバイスを送ってくれていたが、セントラルリーグの左の打者の人にアドバイスを乞うのは良いと思ってる」と説明した。
さらに「(自分は)片岡さんの性格を把握していると思っているので、清宮の幸ちゃんが片岡さんのところに行ったら目から鱗が何枚か落ちるんじゃないかなと思う。今のファイターズのコーチも素晴らしい方がいるんですけれども全然違う視点がそこには存在する。キャンプの時、それが出来るんじゃないかなと思う」との持論を展開した。
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— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) July 3, 2022