ジェットスター新機種が「お披露目フライト」 片岡社長が「ゲームチェンジャー」と意気込む理由

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富士山頂は雲だらけだったけど...

   チャーターフライトは11時頃に成田空港を出発後、富士山の北東にある山梨県北杜市上空を旋回。山頂が雲で覆われていたものの、高度2万フィート(約6100メートル)から富士山見物を楽しんだ。機内ではロゴが入った特製どら焼きが振る舞われたり、片岡氏が搭乗証明書を配ったりした。愛知県東部で東向きに方向を変え、浜松市上空、三宅島付近を通って13時過ぎに成田空港に戻った。

   A321LRは7月1日から定期便として運航が始まる。10月末までの夏ダイヤ期間は、1日3往復(成田-福岡を1往復、成田-札幌(新千歳)を2往復)運航する。全3機の導入を予定。今回導入される1号機は6月12日に成田空港に到着したばかりだ。2号機は22年中、3号機は23年以降に運航を始める。

   片岡氏は4月14日の記者会見で、「コロナ以降、かなり路線によって格差が出てきている」として「戻りが遅いのが地方路線」などと話した。成田-福岡や札幌線は需要の戻りが早いことも明らかにしている。こういった路線に新機材を投入することで、需要を取り込みたい考えだ。

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