生稲晃子氏、候補者アンケート「未回答」問題を陳謝 「処理ミス」の説明に対立候補「流石に信じられないですよ」

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   参院選(2022年7月10日投開票)の東京選挙区(改選数6)から出馬している自民新顔で元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏(54)は2022年6月28日、ツイッターを更新し、NHKが候補者に行ったアンケートについて「私の回答に不備があり申し訳ございませんでした」と謝罪した。生稲氏は、ほとんどの項目で「回答しない」を選択しており、ツイッター上では批判の声が多く上がっていた。生稲氏の陣営では、原因を「事務局責任者の処理ミス」と説明する。だが、対立候補からは説明の信ぴょう性を疑う声も上がっている。

  • 生稲晃子氏のツイッターより(@ikuinaakiko1917)
    生稲晃子氏のツイッターより(@ikuinaakiko1917)
  • 生稲晃子氏の実際の謝罪(同氏のツイッターより)
    生稲晃子氏の実際の謝罪(同氏のツイッターより)
  • 生稲晃子氏のツイッターより(@ikuinaakiko1917)
  • 生稲晃子氏の実際の謝罪(同氏のツイッターより)

「私とチーム間との情報共有が徹底されておらず」

   アンケートで生稲氏が答えているのは26問の質問項目のうち5問だ。参院議員になって最も取り組みたいテーマは「社会保障政策」だと答え、今の憲法の改正についてや憲法9条の改正による自衛隊の明記については「賛成」だと答えている。他の2問も答えているが、残りの21問については「回答しない」としていた。

   コロナ対策、物価高騰、社会保障、金融政策、防衛費、夫婦別姓、同性婚、参院選の争点といった項目に対する生稲氏の無回答をめぐって、ツイッター上では「政策アンケートにほとんど無回答って凄まじいな」「こんな人が当選したらそこに住む自分は本当に恥ずかしい」といった批判の声が上がっていた。

   この批判を受け、選対広報担当で都議会議員の川松真一朗氏(41)は6月28日、「『無回答』は事務局責任者の処理ミスで、本人は回答を出していました」とツイッター上で釈明。「当該社には修正をお願いし、本人からはtwitterスペースなどを使いながら考えを述べさせて頂く段取りを私の責任で調整しています」と答えた。

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