恋愛バラエティ番組「あいのり」(フジテレビ系)に出演していたブロガーの桃さん(37)が2022年6月20日に公開したブログで、チャイルドシートの誤った着け方をしてしまったことを28日までに訂正した。
「腰が座るまでは後ろ向きじゃないとだめなんですね...」
桃さんは「家族4人で初ドライブ...!!!」と題したブログ記事で、カーシェアリングを利用してドライブに出かけたことを報告していた。昨年5月に誕生した長男・たろくん、それから一年後に生まれた次男・じろくんを連れての4人でのドライブは初めてだったという。
「(桃さんは)最初は助手席に座って、子供たちが後ろの席に並んで座っていました」として、後部座席に座る2人の子どもの写真を公開。たろくんはチャイルドシートに座った状態でタオルのようなものを持ち、じろくんはチャイルドシートで眠そうにしている。
海ほたるに立ち寄った桃さんは、たろくんと二人でパーキングエリアを散策。「海が見えて、風が気持ち良い」「たろも風に吹かれて楽しそうだったよー」として、親子で海ほたるを楽しんだようだ。
行きは「2人とも車乗ってすぐに爆睡!!!」だったものの、パーキングエリアを出発してからのたろくんは「自由に歩き回ることに味を占めた」ため「チャイルドシートからぬけだしたくてしょうがない衝動に駆られてしまった」という。
助手席に座っていた桃さんは後部座席に移動し、たろくんとじろくんの間に座ってドライブの続きを楽しんだとしていた。
「後ろ向き知らなかったです」
桃さんは28日までに、記事末尾に「じろのチャイルドシートの向きに関してたくさんご指摘をいただきました!! 腰が座るまでは後ろ向きじゃないとだめなんですね...知識不足、確認不足で前向きにしてしまいました...! 帰りはひっくり返します! ご指摘ありがとうございました!!!」と追記した。
チャイルドシートメーカー・リーマンの公式サイトによると、チャイルドシートを前向きに取り付けた場合、衝突時にはベルトで鎖骨と骨盤を拘束し子どもの飛び出しを防ぐという。
しかし、骨格が未発達な赤ちゃんでは、衝撃によってベルトの隙間から飛び出してしまう恐れがある上、頭部が前に強く振られるのを受け止められないというリスクもある。そのため、赤ちゃんの場合はチャイルドシートを後ろ向きに取り付け、頭部から背中までを背もたれで受け止める方法をとるべきだという。
日本自動車連盟(JAF)も「体重:10kgくらいまで、年齢:新生児~1歳くらいまで」の場合は、「乳児専用タイプ(後ろ向きに取り付け)」を使うよう呼びかけている。
国土交通省は、安全なチャイルドシートの選び方として、現行の安全基準に適合している証である「Eマーク」が添付された商品を購入するよう促す。
記事のコメント欄には、「後ろ向き知らなかったです!! 今も前向きにしちゃってます汗汗 ありがとうございます」「なるほど! 後ろ向きなのですね! こうやって桃ちゃんがブログに書いてくれると勉強になって助かります」など、桃さんのコメント欄を見て知ったという声も散見された。