日テレ「熱心にご指導いただき感謝しております」
スクールの代表は20日、SNSで
「怪我している中岡さんへのケアが足りずにたくさん踊らせたり撮影をこちらの都合で長引かせたりなど中岡さんへの多大なる負担、中岡さんだけでなくスタッフの方々への負担、主役にも関わらず中岡さんをないがしろにするなど、視聴者のたくさんの方を不快にさせてしまったことをお詫び申し上げます」
などと謝罪に追い込まれ、中岡さん、日テレ双方に直接謝罪する意向を明かした。
しかし、21日までに謝罪文は削除され、代表は「昨日講師としっかり話し合い、現場で何があったのか、番組による編集や"演出"の件の真実を聞きました。私も驚いております」と投稿した。その後、日テレと番組制作会社から謝罪を受けたとも明かしている。
番組公式サイトには23日、「6月19日(日)放送の当番組でご協力いただきましたダンス企画のロケにおいて(中略)講師の皆様には、難易度の高いダンス企画の成功に向けて長い時間をかけてご配慮いただいた上で振り付けのご指導や、動画の完成に至るまでご協力いただきました」と文章が掲載された。続けて「一丸となって練習に取り組んでいただいた生徒の皆様の熱意にも感謝しております。皆様のおかげで非常にクオリティーの高い動画が放送できたと思っております。ありがとうございました!」と感謝が記されていた。
スクールの代理人弁護士は24日、J-CASTニュースの取材に、放送後はネットで誹謗中傷が相次ぎ、脅迫するような内容や差別的なメールが届いたという。生徒がまとめサイトで晒される被害もあり、影響は甚大だった。
代表や講師から聞いた話では、本番撮影の前日からダンストレーニングをしており、当日も生徒に加え中岡さんにも丁寧に指導したという。中岡さんが休憩中やメイク中に生徒を指導している場面をもって、「生徒だけを見ている」とされたのは大きく事実に反すると訴えた。
日テレ社長室広報部に24日、事実確認を求めたが、「当該コーナーのロケにおいて、ダンススクールの講師の皆様には、熱心にご指導いただき感謝しております。番組の制作過程について詳細はお答えしておりませんが、ダンススクールの皆様には、放送について丁寧に説明させていただきました」と答えるにとどめた。