「天心は目もいいし反応もいい」
一方、動画の中で那須川対武尊戦の内容に触れ、那須川の勝因を分析した。
試合は1回終了間際に那須川が左のカウンターで武尊からダウンを奪い、2回、3回と反撃を試みる武尊のパンチを冷静に見極め決定打を許さずに完勝。キックボクシング最後の試合を有終の美で飾った。
戦前、武尊の勝利を予想していたという亀田は、「1ラウンドがスタートした時にもうちょっと武尊がガンガン行くかなと思った。ゴングが鳴って中途半端な距離にいたというのが何でなんかな。行かれなかったというのは(那須川の)うまさもあったんだろうな」と序盤を振り返った。
そしてダウンを喫した後、武尊の攻撃が空回りしていたことを指摘し「天心は目もいいし反応もいいから(武尊のパンチを)避けてクリンチするとかやってた。やっぱりうまい。ああいうビッグマッチで冷静に戦ったというのはすごい」と称賛した。