プロボクシング世界2階級制覇でWBA世界スーパーバンタム級3位の亀田和毅(30)が2022年6月21日にユーチューブチャンネルを更新し、キックボクシングからプロボクシングへの転向を表明している那須川天心(23)に言及した。
キックからボクシングに来るのは凄い難しい
那須川は6月19日に東京ドームで行われた格闘技イベント「THE MATCH 2022」に出場し、K-1王者・武尊(30)を5-0の判定で下した。ライバル対決に完勝しキックボクシング無敗の42連勝をマーク。この試合を最後にプロボクシングに挑戦する。
WBO世界バンタム級王座、WBC世界スーパーバンタム級暫定王座を獲得し、再びスーパーバンタム級で世界の頂点を目指す亀田は「(那須川は)たぶん階級は俺と一緒かひとつ下になる」と推測し、「一緒ぐらいの階級になるから早めに上がってきてくれたら面白いよな」と将来のライバル候補に期待を寄せた。
また、23歳でキックボクシングからプロボクシングに転向する那須川のチャレンジ精神を高く評価。自身も日本の中学を卒業後に単身メキシコに渡りボクシングの修行を行ってきただけに那須川の挑戦に思うところがあったようだ。
「若い時から挑戦するというのはいいことだと思う。キックからボクシングに来るのは凄い難しいことで、それに挑戦しようかと言っている。その気持ちは凄いと思う。今は勢いでいってるけど、これからその勢いをずっと保っていけるか。楽しみやな。ボクシングくるから。これで一緒になるからボクシングの方で」