「代打の切り札で使えそうな人が見当たらない」
絶好の得点機会で2人の代打にあと一本が出ず黒星を喫した矢野阪神。田尾氏は代打の切り札候補として新たにチームに加入するアデルリル・ロドリゲス内野手(30)の名を挙げた。
ロドリゲスは20年シーズンにオリックスでプレーし、59試合に出場して打率.218、6本塁打、25打点をマーク。オフに自由契約となり、その後は大リーグのタイガース、パドレス傘下の3Aでプレーしていた。阪神は6月20日にロドリゲスと正式契約を結んだことを発表した。
田尾氏は「今度、元オリックスのロドリゲスが加わります。代打の切り札になってくれないかという期待を抱きたい。候補になる人が今のタイガースの控えにいない。切り札的に代打で使える人。そうなるとアデルリン・ロドリゲスという選手をまずは代打の切り札というところで使ってみるのはどうかなと思いますね」と提言した。
さらに「今、ファームや1軍の控えを見渡しても代打の切り札で使えそうな人が見当たらないのが現状だと思います。そういう人を育てるのも大事なことですけども現時点では見当たらない。そうなるとロドリゲスに期待するというふうになるんじゃないかと」と続けた。
チームはリーグ3位の広島に1ゲーム差の4位につける。マツダスタジアムで行われる広島との第2戦はガンケル投手(30)が先発のマウンドに上がる。