那須川天心が井上尚弥と戦うには「3年かかる」 ボクシング挑戦に期待も...識者が指摘する「課題」

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「井上選手はあと5年は安泰でしょう」

   また、格闘技ファンが注目している井上とのドリームマッチについては、実現するとしてもまだまだ時間がかかるだろうと指摘した。

「井上選手はあと5年は安泰でしょう。いずれスーパーバンタム級に上げるでしょうから対戦があるとしたらここだと思います。ただ井上選手に挑戦するための権利を得るには時間がかかります。すべてが順調に行ったとして最短で2年。ただボクシングは何が起こるか分からない。おそらく3年はかかると思います」

   井上との対戦は現実的にまだ遠い先のことであるとする金平会長は、那須川の対戦相手候補として注目している選手がいるという。大橋ジム所属の武居由樹(25)だ。武居は元K-1王者でプロデビュー以来4連続KOの破竹の勢いを見せるホープ。8月26日には東洋太平洋スーパーバンタム級王座に挑戦を予定している。

「井上選手との対戦は夢がありますが、その前に私が見てみたいのは武居選手との対戦です。武居選手は井上選手と同じ大橋ジムに所属していますし元K-1王者ということもありストーリー性がある。対戦が実現すれば大きな注目を集めると思いますので、是非とも見てみたいカードです」

   キックボクシングの「神童」はプロボクシングの世界でどのようなパフォーマンスを披露し、いかなる輝きを放つのか。夢は膨らむばかりだ。

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