「花垣×東リベ」コラボサイト話題「古のオタクは古傷が痛む」 なぜガラケー風?担当向き合った「黒歴史」

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「ガラケー」のホームページに近づけるため、ドットで「文字」を制作

   コラボを担当した南部さんには、1ファンとして多くのファンが楽しめる体験を提供したいという思いがあった。そこで「東京卍リベンジャーズといえばタイムリープ」だと考え、時を巻き返すようなウェブページを制作した。

「『東京卍リベンジャーズ』の主人公、花垣武道は1991年6月25日生まれで2022年時点では31歳です。もし、主人公の花垣武道が2005年にウェブサイトを作っていたら?と想像を膨らませ制作しました」

   特設サイト「卍花垣のホムペ卍」は、作中通り主人公・花垣武道の手を取ることで過去に戻る仕掛けとなっている。現代の花垣武道の手をクリックすると、過去の花垣武道が現れ、2000年代の携帯サイトを想起させるページが映し出される。

   黒をベースとした背景には宝石やキラキラしたエフェクトがちりばめられ、文字はガラケー時代のような古めかしいフォントになっている。サイト上部に設けられたアクセス数カウンターでは、キリの良いアクセス数「キリ番」に立ち会うと、「オメデト!!キリ番GET!!!」という文字が浮かぶ特別な演出が用意されている。

   さらに「ホムペ作成」「編集」といった実際のブログのような編集メニューが用意されているが、これらをクリックすると「残念!タケミっち以外は編集できません!」というポップアップが表示される。

   南部さんは、装飾や色合いなどをできる限りガラケーのホームページに近づけることに力を入れたという。1番のこだわりは文字で、当時のフォントがなかったため、1文字ずつドットで制作したとのことだ。

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