「炎上してる意味がわからんかった」
平林氏は、"鬼のマナー講師"の異名を持つが、ユーチューブではユーモアあふれる一面も見せてきた。21年12月の動画「【地獄の食事会】マナーの鬼 VS マナーゼロの江頭」では、お笑いタレント・江頭2:50さんとの絶妙な掛け合いが話題となった。
今回の動画でも冷酷さは影を潜め、軽口をたたいたり、エビの踊り食いに挑戦したりと視聴者の笑いを誘っていた。カノックスターさんが「いただきまーす」と食事を始めようとすると、「『頂戴しますって言え』って(テレビで)言ったらね、大きなお世話だって」と自嘲めいた一幕もあった。
平林氏は、ユーチューブは表現の自由度が高く「素晴らしい」と賞賛し、「台本は何にもないものね、だからユーチューブは面白い」「これから先テレビはちょっと難しいかな。つくづく思う。こんなことしちゃダメあんなことしちゃダメこれもしちゃダメあれも言っちゃダメだから。だんだんね、面白くなくなるよね」と持論を述べた。
視聴者からは「2人の楽しそうな雰囲気を見てニヤけた」「お堅い人だと思ってたけどコラボみてからは好きになりました」と好意的な反応が相次ぎ、「平林先生がお元気そうでよかった」「YouTubeで平林先生の姿知ってるから炎上してる意味がわからんかった」「平林先生も炎上気にせず頑張ってください」と気にかける声も少なくなかった。