根尾昂の投手転向は「ある意味プレッシャー」 元中日エース指摘「ラストチャンスと思うしかない」

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   プロ野球中日の元エースで野球解説者の川上憲伸氏(46)が2022年6月18日にユーチューブを更新し、野手から投手に転向した中日・根尾昂選手(22)の投手としての可能性に言及した。

  • 根尾選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
    根尾選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • 根尾選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

「まさかのピッチャーということでビックリ」

   スポーツ紙などの報道によると、中日の立浪和義監督(52)が6月13日に今後根尾を投手主体で起用していく方針を示唆し、投手登録に変更することを明らかにした。

   根尾は20日時点で本塁打なしの打率.205、4打点。投手としては5月に2試合救援で登板しMAX150キロの速球を披露した。6月19日の巨人戦では4点ビハインドの9回2死からマウンドに上がり、プロ最速となる151キロをマークするなどして4番・岡本和真内野手(25)を空振り三振に仕留めた。

   川上氏は根尾の投手転向について「根尾選手はてっきりショートでいって守備をすごく訓練していくのかと想像していた」とし、「まさかのピッチャーということでビックリしました」と驚きを隠さなかった。

   そして「今のピッチングスタイルは難しいと思いますね」と指摘する一方で、根尾が中学、高校時代に投手の経験があることからけん制やフィールディング、クイックなどはプロのレベルに達しているとの見解を示し、投手として今後取り組むべき課題を挙げた。

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