「(カシメロは)タイトルを剥奪されるだろうと思った」
カシメロの一連の問題行為にドネア・シニア氏は「彼がドバイで起こした問題の後でタイトルを剥奪されるだろうと思った。彼は別のチャンスを与えられたが、また同じことだった」とバッサリ切り捨てた。
前WBC世界バンタム級王者ドネアは6月7日の世界バンタム級3団体王座統一戦で井上尚弥(大橋、29)に2回TKO負けを喫し無冠となった。進退に関しては明かしていないが、ドネア・シニア氏は衝撃的なTKO負けを喫したドネアに引退を勧告していた。
また、2度の世界戦キャンセルなどで21年8月のギレルモ・リゴンドー(キューバ、41)との防衛戦以来リングから遠ざかっているカシメロは、王者復帰を目論み現WBO王者バトラーとの対戦をアピールする一方、SNSで井上への挑発を繰り返している。
The MONSTER wasted no time ?? @naoyainoue_410 knocked out Nonito Donaire in two rounds. #InoueDonaire2 pic.twitter.com/WmMxwcWRib
— ESPN Ringside (@ESPNRingside) June 7, 2022