節約と健康、QOLのバランスが議論を呼ぶ
節約とQOLのバランスを考える話題も反応が集まりやすいパターンです。
食費を削った結果、健康を害してしまったTwitterユーザーの告白もありました。とある男性は、食費を削った結果、ビタミンC不足によって内出血の跡が戻らない、歯茎が痛むなどの症状を引き起こす「壊血病」になった経験をツイートしました。「食生活で『浮いた』お金、ある日突然『あれはツケだったのか...』と気づかされたりするので、ぜひ程々に...」と警鐘を鳴らしています。
<食生活で『浮いた』と思っていたお金は『ツケだった』と気づかされたりするのでほどほどに「マジで欠けると体調に影響でますなぁ」-Togetter>
節約をした結果、人生の楽しみが減ってしまうのはいかがなものか、と疑問を投げかけるツイートもあります。お弁当を作れば食費は2万円くらい節約できるけれど、それよりもランチの楽しみを優先したい、という声も。このツイートには、「節約だけが正義ではない」「節約も大切だけど楽しみがひとつあるだけでずいぶん違うよ~」など、QOLを重視する人から共感の声が集まりました。 中には、メンタルに関わる出費は「無駄遣いではなく必要経費」という主張も。
<お昼ごはんをお弁当にしたら月2万は節約できるけど、ランチの楽しみをなくしてお弁当作りの労力を負荷したら仕事を辞めてしまいそう→「必要経費だよなぁ」-Togetter>
節約より健康や心の余裕が大切だとする考えは、「幸せとは何か」という問いにもつながります。Twitterで節約ネタが盛り上がるのは、節約にはその人の人生が現れやすく、価値観の違いが交差する領域だからという面もありそうです。