なぜ1包装に2粒? 懐かしのアメ「キュービィロップ」にブルボンが凝らした工夫

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なぜ1袋に2粒詰めたのか

   1つの個包装の中に異なる2粒の飴を入れるという、ユニークな特徴は次のような経緯から生まれたという。

「当時の飴は1粒6~8gが主流で消費者の中には『舐め切るのに時間がかかる』という不満足点がありました。
そこで、キュービィロップは大きさを1粒2gと小粒にして、舐める時間を短縮しました。1つの個装に2粒を入れたのは、様々な味を楽しめるように、という工夫によるものです」

   一度に2粒食べても、2回に分けて個別の味を楽しむのも購入者の自由だとしている。

   8種類の味はカラフルな色合いを意識しながら、幅広い年代に親しまれるよう、時代に合わせたフルーツの味を取り入れているという。過去にはマンゴー味やライチ味を入れたこともあった。新しい味を加える際には、それぞれを組み合わせた時に違和感のないよう注意しながら、風味を決定しているそうだ。

   ブルボンは、時代や社会背景によって菓子に対して求められるものは変化すると述べる。今後は家庭消費用のファミリータイプだけではなく、持ち運びやオフィスでの利用に便利なパーソナルユース商品などのニーズに対応していきたいと意気込んだ。

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