元NGT48の荻野由佳さん(23)が2022年6月14日、公式ファンクラブ「ゆかの遊び場」を8月末で終了するとツイッターで発表した。ファンクラブ開設は2月であり、約半年で閉鎖するというのは少々寂しい終わりであることは否めない。しかも、荻野さんは5月31日付で所属事務所のホリプロを退所。今後の芸能活動がどうなるかは不透明だ。
そこで、J-CASTニュース編集部はプロアイドルヲタクのブレーメン大島氏に、荻野さんにはどんな活路があると考えられるかについて分析を依頼した。
「上がり目」が見いだせない?
荻野さんはツイッターで、ファンクラブ閉鎖後について「また別の形で皆さんと交流できる場をつくる準備を進めています!」としつつ、「詳細がはっきりしましたら、改めて私の方よりお知らせさせて頂きますので、少しお待ちください!」とファンに呼びかけた。ツイートに対しては「了解です!! ゆかちゃんのタイミングで、また再会出来る時を待ってるね」といった期待のリプライも集まっている。
大島氏は取材に対し、個人的な見解であると断りつつ、ファンクラブ解散を決めた理由について分析した。
「やはり、どうにも上がり目が見いだせないというのがファンクラブ運営側の正直なところではないでしょうか。荻野さんは昨年12月にNGT48を卒業しましたが、それ以降、目ぼしい活動は見当たらず。しかも、NGT48在籍時には一部ファンと個人的な交流をしていたとの疑惑が持ち上がり、ファンを幻滅させてしまったこともあります」
荻野さんをめぐっては2019年1月、一部ファンがSNS に投稿した写真から、ファンと私的に交流していたのではないかとの疑惑が浮上。これに対し、当時の所属先であるホリプロは声明で「あたかもファンとの個人的な交流があるかのような憶測がネット上でなされています。ファンとの個人的な交流は一切行っていません」と否定しつつ、「個人的な交流があるかのような投稿等で、今後、本人の名誉を毀損するような行為があった場合には、当社として厳正な対応をとらせて頂きます」と表明していた。
「グラビアアイドルなら活路を見出せるのではないでしょうか」
今後が懸念される荻野さんの芸能活動だが、どんなものになっていくのだろうか。
「地下アイドルに転じても市場はすでに飽和状態な上に、2019年の騒動勃発によりアンチが発生してしまっているので、厳しい戦いを強いられるでしょう。ただ、グラビアアイドルなら活路を見出せるのではないでしょうか。グラドルファンは新人がデビューすると、それほど惹かれなくてもとりあえずイベントに行ってみるといった行動をする人が多く、グループアイドルのファンよりも『新規開拓』をする傾向が強いとされているので、光が差してくるように思われます。NGT時代から『突出した何かを持っている』というキャラではなかったので、それ以外のタレント活動は正直厳しいと思います」
大島氏は、48グループに荻野さんのロールモデルになり得る元メンバーがいると指摘する。
「2012年にAKB48を脱退した平嶋夏海さんが挙げられると思います。平嶋さんは脱退後、グラビアアイドルに転じ、DVDの発売やテレビ出演といった活躍の場を手にしました。48グループからグラビアアイドルに転じることが出来たという前例がある以上、参考に出来る点は多いのではないでしょうか」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)