国際サッカー連盟(FIFA)が2022年6月16日に公式インスタグラムを更新し、カタール・ワールドカップ(W杯)のイラストポスターを投稿した。ポスターには本戦に出場する32カ国の代表的選手が登場し、日本代表はMF南野拓実(27)が描かれている。
「ワールドクラス」ソンは世界的な選手と肩を並べた
イラストは大会開催国カタールの街中とみられる通りに32人の選手が集まっている姿が描かれており、ブラジル代表FWネイマール、アルゼンチン代表MFリオネル・メッシ、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドらそうそうたるメンバーが登場している。
前方中央にはフランス代表FWキリアン・エムバペ、韓国代表FWソン・フンミン、イングランド代表FWハリー・ケインらが描かれており、ソンはトッテナムのチームメイトであるケインの肩に左腕をかけて笑顔を見せている。
FIFAの投稿に複数の韓国メディアが反応し、母国のエースが前列中央に描かれたことを伝えた。
韓国メディア「中央日報」(日本語WEB版)は、「『さすが孫興民』 W杯ポスターのセンターに」などのタイトルで記事を公開し、トッテナムのソン・フンミンとハリー・ケインがW杯ポスターの「センター」を占めたとし、「ワールドクラス」のソン・フンミンは世界的な選手と肩を並べたと称賛した。
「ソンはいつも看板として紹介される」
また、「sportal korea」(WEB版)は、英プレミアリーグ得点王に輝いたソンは国際的な名声をさらに引き上げたと説明し、今年2月にFIFAが披露したW杯ポスターでもソンがメッシと並んでセンターに立ったと伝えた。
そしてW杯が大陸最高のサッカーフェスティバルであるだけに、アジア最高のソン・フンミンはいつも看板として紹介されると指摘した。
一方、記事では日本を代表した南野についても言及。南野が中央最も奥に描かれていることから「韓国と共にアジア代表として出場する日本は南野拓実が登場したが、目に見えないくらいに描かれソン・フンミンと待遇差を見せた」と報じた。