デカール→ペイントの2段階でデザイン変更
西田氏によると、それでも乗客からは「『関係はあるのか』と尋ねられるようなことがあった」。乗客が現行ロゴに持ちそうな印象を次のように説明した。
「ご説明を差し上げれば、理解はもちろんいただけると思っているし、実際に、そういうご質問に対しては、私どもの『ゼットアンダーバー』の意味は申し上げてきたつもりだが、おそらく説明なしで、初見でこれをご覧になると、何らか、感じられる方もいらっしゃるとは思う」
新デザイン機は6月18日から順次お目見えする。まず「デカール」と呼ばれるシール状のフィルムを貼り付け、7月上旬には全4機が新デザインになる。その後、12月から塗料で塗り替えた飛行機が登場し、23年春には4機の塗り替えが終わる。最初にデカールを使うことで、できるだけ早く「Z」を消す狙いもあるとみられる。
今回の会見で開設が発表されたサンノゼ線はZIPAIRとしては6路線目で、日本と米本土を結ぶ路線としては21年12月に開設したロサンゼルス線に続く2路線目。サンノゼはシリコンバレーに近く、アジア系住民も比較的多い。比較的若い世代や、成田からアジア各国に乗り継ぐ乗客の利用を見込む。22年12月の就航を予定している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)