サッカーの国際親善試合キリンカップ決勝が2022年6月14日、大坂・パナソニックスタジアム吹田で行われ、日本がチュニジアに0-3で完敗した。
チュニジアは、すでにワールドカップ(W杯)出場を決めている。サッカーにおいて日本と長年のライバル関係にある韓国でもチュニジア戦は注目を集め、各メディアが日本の結果を速報。日本が「無気力な試合を繰り広げた」などと厳しい論調が相次いだ。
吉田「自分たちのミスから崩れてしまった」
前半を0-0で折り返した日本は後半10分にDF吉田麻也(33)がペナルティエリア内で相手選手を倒してPKを献上。これをMFロムダンに決められ先制を許した。後半31分には相手ゴールキーパーからのロングボールを吉田とDF板倉滉(25)が譲り合ったスキを突かれ2点目を決められた。
後半アディショナルタイムには吉田がルーズボールを収め切れずカウンターからFWイサム・ジェバリに豪快なミドルシュートを決められ、後半だけで3点を失った。試合後に吉田は「僕らもチャンスはあったがそこを決め切れずに後半、自分たちのミスから崩れてしまったと思います」と振り返った。
韓国の地元メディア「OSEN」(WEB版)は「主将・吉田が3失点全てに関与」とのタイトルで記事を公開した。日本はW杯出場国であるチュニジアに完敗し、その敗因が吉田にあったと指摘。そして吉田が崩れると日本も崩れ落ちたと伝えた。
さらにW杯でスペイン、ドイツと戦わなければならない日本はチュニジアに敗れW杯の展望が暗くなったとの見解を示した。
「吉田の3度のミスのせいで日本が負けた」
また、中央日報(WEB版)も敗因が吉田にあると指摘。「吉田の3度のミスのせいで日本が負けた」などと伝え、スターニュース(WEB版)は「無気力な試合を繰り広げた末、日本は0-3で敗北した」などと報じた。
日本は6月2日のパラグアイ戦で4-1と快勝したものの6日のブラジル戦では決定力不足を露呈し0-1で敗れた。キリンカップではW杯に出場するガーナとチュニジアと対戦して1勝1敗に終わった。
吉田は「4試合中3試合、ワールドカップに出場するチームと戦えたのは僕たちにとって非常に価値のあるものですし、中でも世界のトップクラスのチームと戦えましたし、色々な戦術をしてくるチームと対戦できたのはすごくプラスになったんじゃないかと思います」と前向きな姿勢を見せたが、この日の敗戦には「非常に悔しいです」と厳しい表情で語った。
#キリンカップ 2022決勝??
— TBS サッカー (@TBS_SOCCER) June 14, 2022
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?後半45分+3
????#ジェバリ がゴールを決め
チュニジア3点目??????
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