投手転向・根尾に何が必要なのか...中日元エースが課題指摘 「先発するなら緩急は絶対必要」

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「体脂肪がないとスタミナがないんですね」

   次に課題として挙げたのがトレーニングの方法。これまで野手として行っていたトレーニングから、投手として投げることに特化したトレーニングに変えていく必要性を説き、投手の体格にならなければいけないと指摘した。

「投手の体格とは何なんだと言っても外見だけ見たらあまり分からないが、たぶん根尾選手はすごい筋肉質ではないかと思います。投手が筋肉がないとかではなく、投手をしている人、僕が見てきた活躍した投手は多少ボテッとしています。体脂肪がちょっと多いというか。多いといっても14、15パーセントくらいなんですけど」

   さらに「たぶん今、根尾選手の体脂肪率は10パーセントあるかないかぐらいじゃないかと思います。体脂肪がないとスタミナがないんですね。1年間投げ抜く体力がないんです。多少ピッチャーの体格にしていかなくちゃいけない。もっとお尻周りがガチッとごっつくなるというか分厚くなる体格に変えていかなくてはならないと思う」と言及した。

   メディア報道によると、立浪監督は当面、根尾を中継ぎとして起用していく方針で登板のない試合では代打や代走などの起用も考えているという。

   吉見氏は「あれだけのボールを投げれるピッチャーですから楽しみしかないです」と期待を寄せ、「過去に野手からピッチャーで成功した人もいますから、そういう選手になっていってほしいと思います」と締めくくった。

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