J2千葉「Yakult1000マッチデー」なのに「ヤクルト1000」配布不可に 人気過熱で思わぬ余波

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   人気により品薄となっているヤクルト本社(東京都港区、以下:ヤクルト)の乳酸菌飲料「Yakult(ヤクルト)1000」。余波は、意外なところにも及んでいる。

   サッカーJ2・ジェフユナイテッド千葉が2022年6月18日に行う「Yakult1000マッチデ―」では、来場者プレゼントとして「ヤクルト1000」ではなく「ヤクルト400W」を配布。ヤクルトの広報担当者は、ヤクルト1000の品薄を鑑みた判断だと説明した。

  • 「Yakult1000マッチデー」なのに「ヤクルト1000」配布できない異例の事態に
    「Yakult1000マッチデー」なのに「ヤクルト1000」配布できない異例の事態に
  • 配布される「ヤクルト400W」(ヤクルト本社ニュースリリースより)
    配布される「ヤクルト400W」(ヤクルト本社ニュースリリースより)
  • 「Yakult1000マッチデー」なのに「ヤクルト1000」配布できない異例の事態に
  • 配布される「ヤクルト400W」(ヤクルト本社ニュースリリースより)

3年連続で「ヤクルト1000」配布

   「ヤクルト1000」は19年10月に発売された乳酸菌飲料。「ヤクルト史上最高密度の乳酸菌シロタ株」を含んだ機能性表示食品で、「ストレス緩和」と「睡眠の質向上」を掲げている。最近はSNS上などで人気が過熱し、22年5月31日にはヤクルトが品薄をお詫びするほどになっていた。

   ジェフ千葉はクラブのオフィシャルパートナーであるヤクルト本社と千葉県ヤクルト販売(千葉市)の協力により、19年からホームゲームで「Yakult 1000マッチデー」を毎年実施。21年までは3年連続で「ヤクルト1000」がサンプリング商品として、来場者に配布されていた。

   しかし、6月18日にフクダ電子アリーナで行われる大宮アルディージャ戦の「Yakult1000マッチデ―」では、「ヤクルト1000」ではなく20年1月発売の「ヤクルト400W」を配布。飲料に含まれる「乳酸菌シロタ株」は、ヤクルト1000が1本(100ml)あたり1000億個なのに対し、ヤクルト400は1本(80ml)あたり400億個だ。突然のプレゼント変更に、ツイッター上のサッカーファンからは「プレゼントはヤクルト1000じゃない...だと...!?」「ヤクルト1000マッチデーなのに...」などの声が聞かれた。

   ヤクルトの広報担当者は14日、J-CASTニュースの取材に「『Yakult1000』については現在大変多くのご注文をいただいており一部では品薄となっております。そのような状況を鑑み、今回のサンプリング対象商品は『Yakult1000』と同じく機能性表示食品で、お通じを改善する機能がある『ヤクルト400W』とさせていただきました」と事情を説明した。

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