「一人二役します」桝太一さんが司会兼パネリスト 日テレ退社し模索する「科学の伝え方」

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「日常生活が実は科学で満ち溢れている」と伝えたい

   桝さんは、科学は日常生活に関係あるものだと訴える。

「日常生活が実は科学で満ち溢れていると、もっともっと上手く伝えればいいでしょうし、テレビもその役割の一つを担うべきなのかなと、個人的には思います」

   J-CASTニュースは桝さんに、どんな場面で科学が役に立つと感じるのか尋ねた。

「科学はいろいろな場面にあり、いたるところに科学を感じています。僕の場合は、もともと生物が専門だったこともありまして生物系のことですかね。 ちょっと子供っぽいかもしれませんが、なんでもない公園にいったときに『この公園何もないね』っていう人と、『アオスジアゲハがいるじゃん!キアゲハいるじゃん!』とこんな珍しい虫がいるんだという人がいるなかで、私はどこに行っても純粋に楽しめるんですね。
日常生活に彩りが加わるという点で、科学の中でも生物について深堀していてよかったなと思っています」

   日本で科学の関心が高まっていることについては、「日本でも科学を伝えることに関する努力が続けられており、それが徐々に表れてきた部分があるのではないかと思います」とコメント。

   また、科学で困難に立ち向かうアニメ「Dr.STONE」(TOKYO MXほか)の放送で、テレビメディアも子供たちの科学への関心を高めることにわずかに貢献できたのではないかと冗談めかして話した。

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