年内にも世界4団体王座統一戦実現か
カシメロは昨年12月にバトラーを相手に5度目の防衛戦を予定していたが、前日計量をウイルス性の胃腸炎のためキャンセル。WBOはカシメロの正当性を認めてバトラー戦を4月に調整しものの、カシメロが英ボクシング管理委員会の定める規定違反に抵触したため試合に出場出来なくなった。
一方のバトラーはカシメロの代替としてジョナス・スルタン(フィリピン)と暫定王座を争い判定勝利でタイトルを獲得。WBOがカシメロの正規王座をはく奪したことにより、暫定王者から正規王者に昇格した。
7日のタイトル戦でWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン、39)を破り世界3団体の王座統一に成功した井上は試合後、改めて世界4団体王座統一を目指すことを明言。バトラーも前向きな姿勢を見せていることから年内にも王座統一戦が行われる可能性が高まっている。
The MONSTER wasted no time ?? @naoyainoue_410 knocked out Nonito Donaire in two rounds. #InoueDonaire2 pic.twitter.com/WmMxwcWRib
— ESPN Ringside (@ESPNRingside) June 7, 2022