「悪質な場合は、警察に協力を求める」
市電は、複線となっているが、現場は、道路の真ん中ではなく、内外回りとも歩道側に線路が敷かれているサイドリザベーション方式の区間だった。
市電は、2015年12月に延伸してループ化し、環状運転となった。サイドリザベーション方式も、このときに導入された。
「当初は、何度か路駐があり、運行に支障が出ていました。その後は、年に1回あるかの程度で、最近はほとんど路駐がなくなっていたので珍しいと思います」
過去の新聞報道によると、市電では16年2月、20代のドライバー女性が歩道側にある線路に買い物で違法駐車して電車2本が最大約12分遅れ、女性は道交法違反で札幌中央署に駐車違反の反則切符を切られている。
振興公社では、今回は、約10分間だったため、厳重注意に留めた。しかし、悪質な場合は、警察に協力を求めるとしており、「最悪、レッカー移動になりますので、線路上に車を止めないでほしい」と話している。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)