プロ野球中日・波留敏夫打撃コーチ(52)の試合中の選手への檄がインターネットで賛否を呼んでいる。
中日は2022年6月12日に札幌ドームで日ハムと対戦し、0-2で2試合連続の完封負け。6連敗を喫した。セ・パ交流戦は7勝11敗の11位で終え、借金は8まで膨らみリーグ最下位に沈んでいる。
「目覚ませもっとお前ら。いつまで甘えてやってんねん野球」
中日先発・柳裕也投手(28)が日ハム打線を8回8安打2失点に抑えるも打線の援護に恵まれず今季4敗目を喫した。チームの得点力不足は深刻で日ハムとの3連戦で得点はわずかに1点。22イニング連続でゼロ行進が続いている。
この日の試合でファンの注目を集めたのは5回中日の攻撃前のシーンだ。ベンチ前で円陣を組み、波留コーチが日ハム先発・加藤貴之投手(30)の前に得点することが出来ず沈黙する打撃陣にゲキを飛ばした。
波留コーチは選手らに向かって「目覚ませもっとお前ら。いつまで甘えてやってんねん野球。その気でやらんかい、アホ!」と声を荒らげた。この様子がテレビ中継に映りSNSで動画が拡散し、インターネットで物議をかもした。
ツイッターでは「波留の気持ちも分かる」「当たり前のことを行っていると思う」「僕の気持ちを言ってくれた」と波留コーチに理解を示すコメントが寄せられる一方で、「若い選手であるほど根性論、精神論をぶつけられても」「見ていて良い気はしなかった」「時代はそれを許さない」など否定的なものも見られた。
波留コーチは、中村紀洋1軍打撃コーチ(48)と入れ替わる形で5月下旬に1軍打撃コーチに配置転換。12日時点でチーム打率はリーグ3位タイの.241ながら188得点はリーグワーストの現状にある。
スポーツ紙などの報道によると、立浪和義監督(52)は低迷する打撃陣に波留コーチが気合いを入れたとして理解を示したという。6連敗中のチームは17日から本拠地バンテリンドームで2位巨人との3連戦を予定している。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 12, 2022
満塁のピンチを切り抜ける??
\ #加藤貴之 が6回を投げて無失点?
投球回:6回
投球数:72球
被安打:6
与四球:1
失点:0
?#プロ野球(2022/6/12)
??日本ハム×中日
??Live on #DAZN#lovefighters #NPB pic.twitter.com/caWn0RCrS2