「発想も命名もすごい」何度もバズる異例の和菓子 「下剋上鮎」仕掛け人が語るヒットの裏側

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   「いつまでも 食われてばかりじゃ いられない」

   鮎が鵜(う)に食らいつく姿を表現した和菓子「下剋上鮎」が、ツイッターで「可愛い」などと話題となっている。商品を販売する岐阜県の和菓子屋「玉井屋本舗」に開発の経緯を聞いた。

  • 一番売れているという「下剋上鮎・小」(写真提供:玉井屋本舗)
    一番売れているという「下剋上鮎・小」(写真提供:玉井屋本舗)
  • (写真提供:玉井屋本舗)
    (写真提供:玉井屋本舗)
  • 「下剋上鮎」(写真提供:玉井屋本舗)
    「下剋上鮎」(写真提供:玉井屋本舗)
  • 下剋上鮎の説明書(写真提供:玉井屋本舗)
    下剋上鮎の説明書(写真提供:玉井屋本舗)
  • 下剋上鮎の制作風景(写真提供:玉井屋本舗)
    下剋上鮎の制作風景(写真提供:玉井屋本舗)
  • 下剋上鮎の制作風景(写真提供:玉井屋本舗)
    下剋上鮎の制作風景(写真提供:玉井屋本舗)
  • 下剋上鮎の制作風景(写真提供:玉井屋本舗)
    下剋上鮎の制作風景(写真提供:玉井屋本舗)
  • 「下剋上竜」(写真提供:玉井屋本舗)
    「下剋上竜」(写真提供:玉井屋本舗)
  • 一番売れているという「下剋上鮎・小」(写真提供:玉井屋本舗)
  • (写真提供:玉井屋本舗)
  • 「下剋上鮎」(写真提供:玉井屋本舗)
  • 下剋上鮎の説明書(写真提供:玉井屋本舗)
  • 下剋上鮎の制作風景(写真提供:玉井屋本舗)
  • 下剋上鮎の制作風景(写真提供:玉井屋本舗)
  • 下剋上鮎の制作風景(写真提供:玉井屋本舗)
  • 「下剋上竜」(写真提供:玉井屋本舗)

創業114年を迎える老舗

   長良川沿いに店舗を構える玉井屋本舗は、1908年に創業した。「下剋上鮎」は19年12月に発売された比較的新しい商品だ。

   カリッとした触感の和菓子で、見た目は、鵜を尻尾から丸呑みする鮎の姿をとらえた1枚のクッキーのよう。鵜は放心したようにクチバシと翼を広げた形をしている。

   公式サイトでは、「『鵜飼』という伝統漁法で、"鵜に呑み込まれ続けてきた鮎"が、一念発起し、『下剋上』を図ったユーモラスな焼き菓子」と説明されている。

   味は2種類が展開され、鮎の部分はいずれも和三盆糖味、鵜の部分は抹茶味か黒糖味が選べる。

   話題のきっかけとなったのは、あるツイッターユーザーが可愛くて面白い菓子が贈られてきたと22年6月6日に紹介したこと。

   投稿は1万9000件以上のリツイートや7万5000件超の「いいね」を集めるなど反響を呼び、「可愛い...!!!笑」「これは...お土産にしたい!!」「鵜に喰らいつく鮎。発想も命名も凄い」といった声が寄せられている。

   まさかの発想で人気を博す「下剋上鮎」の開発経緯について、J-CASTニュースが玉井屋本舗に取材したところ、商品をプロデュースした白木佑典さんが8日に答えた。

   下剋上鮎は、手のひらサイズで1箱1枚の「大」や、その半分以下のサイズで1箱4枚の「小」、同じサイズで1箱12枚の「献上箱」といった種類で販売している。

   発売から22年5月までのおよそ2年で、パッケージの総販売数は2万弱、枚数でいうと10万枚近くが売れているという。

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