小林麻耶「誰が裏切ったんだろう」 「一生忘れられない」麻央さん闘病スクープの日に思い

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   フリーアナウンサーの小林麻耶さん(42=國光真耶への改名を発表)が2022年6月9日、「6月9日」というタイトルでブログを更新し、「私にとって一生忘れる事が出来ない日です」とつづった。

   エントリーで麻耶さんは、忘れることが出来ない理由を「スポーツ紙に妹の闘病をスクープされた日だからです」と明かしている。麻耶さんの妹である故・小林麻央さんが闘病生活を送っていることを、一部スポーツ紙がスクープしたのが2016年6月9日だった。麻央さんは2017年6月22日、乳がんのため34歳で死去した。

  • 小林麻耶さん(写真:つのだよしお/アフロ)
    小林麻耶さん(写真:つのだよしお/アフロ)
  • 小林麻耶さん(写真:つのだよしお/アフロ)

「6月9日が来るとふと思ってしまいます」

   麻耶さんはブログで「当時、妹の闘病のことはごく僅かな人しか知りませんでした。スポーツ紙が一面で報じるいうことは妹が闘病中である証拠を掴んだから書いている。誰が記者に言ったんだろう。誰が裏切ったんだんだろう」と、スクープを目にしてから猜疑心が募っていったことを吐露した。併せて、

「6月9日が来るとふと思ってしまいます。もしスクープされなかったら、病院通いを追いかけ回されたり、有る事ない事書かれたり、それによって、誹謗中傷される事が無く、静かにひっそりと闘病生活を送れたのではないか。そのストレスがなければ、妹は愛する子どもたちと過ごす時間が1分でも長くあったのではないか、と思うのです」

との心境を明かしつつ、

「生きるために闘病しています。命がかかっています。車で追いかけ回さないでほしい。病院に尾行しないでほしい。これからの報道が優しい報道であることを願います」

と期待し、文を結んでいる。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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