ファミマ「Famiポート」全店舗で順次撤去予定、8月までに 「新型マルチコピー機」に機能統合

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   大手コンビニチェーン・ファミリーマート(東京都港区)が、チケットサービスや代金支払いなどの機能を持つマルチメディア端末「Famiポート」を2022年8月までに全店舗で順次撤去する予定であることが分かった。J-CASTニュースの取材に同社が明らかにした。

   同社は公式サイトで21年12月1日、Famiポートの機能を新型マルチコピー機に移行する予定だと発表し、目的は各機能の使いやすさの向上だとしていた。

  • ファミリーマート
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  • Famiポート(写真提供:ファミリーマート)
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「6月~8月までの間で、順次撤去を予定しております」

   ファミリーマートの21年12月1日の発表によると、新型マルチコピー機には15インチのカラー液晶タッチパネルを搭載し、操作画面の角度調整もできる。斜めからのディスプレーのぞき見を防止するプライバシーフィルターも導入するとしていた。

   同発表内で、新型マルチコピー機は「Famiポート」の機能を移行する予定があると書かれている。それまでFamiポートではチケットサービス、マルチコピー機ではコピーや画像プリントサービスが利用されていたとし、「2つのサービスが一体化により、ワンストップでのご利用が可能となり、店舗内における分かりやすさ、各機能の使いやすさ向上に繋げてまいります」と説明している。22年春頃から順次統合予定だとしていた。

   ツイッターでは22年5月下旬頃から、Famiポートのサービスがマルチコピー機に移行したと店内の端末で案内されていたとする報告が、写真つきで度々あがっていた。Famiポートは今後どうなる予定なのか。

   取材に対し、同社広報課の担当者は6月9日、Famiポートは「マルチコピー機の入れ替えが完了した店舗から、6月~8月までの間で、順次撤去を予定しております」と明かした。全国に展開している全ての店舗で、Famiポートが新型マルチコピー機に移行する予定だとしており、完全に移行するのは7月末を予定している。

   Famiポートは00年12月から展開しており、予定通り撤去が完了すれば22年間の歴史に幕が下りることとなる。

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