2022年6月9日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、母・比嘉優子(仲間由紀恵さん)が長男・賢秀(竜星涼さん)にまたも送金していたことが発覚。金の無心に応え続ける形に、視聴者からは呆れる声が多くあがっている。
「もっとニーニーをダメにする」良子が説教も...
沖縄の本土復帰50年に合わせて放映されている今作。沖縄本島北部「やんばる地域」出身の主人公・比嘉暢子(黒島結菜さん)がふるさとの食に夢をかけて料理人を目指す物語。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。
※以下、ネタバレを含みます。
前回8日の放送では、健康食品「紅茶豆腐」の売り上げ不振を受け、ビジネスを主導する我那覇(田久保宗稔さん)がテレビCMを打つことを決意するも、CM制作費が足りない。そこで賢秀は、やんばるに住む優子に「15万円あれば一発逆転! 今まで迷惑かけた分もまとめて返す」とまたも金を無心する。その様子に、長女・良子(川口春奈さん)は賢秀に対し「もう二度と電話してこないで!」と一喝。また、いつまでも賢秀に甘い優子に対しても、「お金を送ったらもっとニーニーをダメにする。分かった?」と語気を強めて説教するが、当の優子は居心地悪そうな表情を浮かべるばかりだった。
9日の放送では、賢秀が事務所を訪ねると、もぬけの殻。我那覇からは置手紙で「君から預かった金はしばらく貸しておいてくれ」とメッセージが残されており、またも我那覇に騙されたと知った賢秀は「俺はいつになったら母ちゃんに恩返しができる?」と不甲斐なさそうに涙する。暢子が「まさか、また母ちゃんからのお金?」と尋ねると、賢秀は「そのお金、全部我那覇さんに...」と認めた上で「もう家族やめる。縁を切ってもらう。俺は疫病神。家族の邪魔ものさ...」と拗ねてしまうのだった。