「第一人者がそれにふさわしい試合をした」
世界的な評価が高い井上は、海外メディアが独自に作成するPFPランキングで常に上位にランクされている。米国の権威ある老舗専門誌「ザ・リング」では現在PFP3位にランクしている。米スポーツ専門局「ESPN」では2位にランクされ1位を視界にとらえている。
これまで各メディアのPFPランキングで1位に君臨していた世界スーパーミドル級4団体統一王者サウル・アルバレス(メキシコ、31)が、5月7日にWBA世界ライトヘビー級王者ディミトリー・ビボル(ロシア、31)に判定で敗れPFPランクを落としたため、1位を狙う絶好の好機でもある。
次戦はWBO王者バトラーとの王座統一戦の可能性が高く、開催場所に関しては日本、米国、英国などが候補に挙がるとみられる。
金平会長は「イギリスに乗り込んで井上尚弥の強さをヨーロッパに見せつけるのがいいと思う」と言及し、改めて「この日は短い試合でしたけど日本のボクシング界をけん引している第一人者がそれにふさわしい試合をしたと思います」と評価した。
The MONSTER wasted no time ?? @naoyainoue_410 knocked out Nonito Donaire in two rounds. #InoueDonaire2 pic.twitter.com/WmMxwcWRib
— ESPN Ringside (@ESPNRingside) June 7, 2022