DeNA今永昇太がノーノー達成も... 「もう少し工夫が必要」三浦監督の消極采配に疑問の声

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「個々の選手たちの能力が高いのですが...」

   今季は中日・大野雄大が5月6日の阪神戦(バンテリンドーム)で9回まで走者を1人も出さない完全投球だったが、延長10回2死で佐藤輝明に二塁打を浴びた。この日の今永も0-0のまま延長戦を投げていたら、大記録達成が幻に終わっていた可能性もあった。

「ノーヒットノーラン達成は喜ばしいことですが、DeNAのベンチワークには疑問が残ります。5回に先頭打者の牧秀悟が右前打で出塁しましたが、続く宮崎敏郎は見逃し三振。7回も先頭の蝦名達夫が左前打で出塁したが、牧秀悟が右飛と好機を広げられなかった。

1点勝負は明らかなので、どちらも采配で何か動きがあってもよかった。DeNAは個々の選手たちの能力が高いのですが、得点に結びつかない。接戦を勝ち切るためにもう少し工夫が必要だと思います」(スポーツ紙デスク)

   牧、宮﨑、ソト、佐野恵太と強打者がそろっているDeNAだが、得点はリーグ5位の184得点。チーム打率.249は首位のヤクルトの打率.237と1分以上高いが、得点数はヤクルトが223得点。安打が出なくても得点を取る術はある。DeNAが上位浮上を狙う上で磨かなければいけない課題だ。(中町顕吾)

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