「個々の選手たちの能力が高いのですが...」
今季は中日・大野雄大が5月6日の阪神戦(バンテリンドーム)で9回まで走者を1人も出さない完全投球だったが、延長10回2死で佐藤輝明に二塁打を浴びた。この日の今永も0-0のまま延長戦を投げていたら、大記録達成が幻に終わっていた可能性もあった。
「ノーヒットノーラン達成は喜ばしいことですが、DeNAのベンチワークには疑問が残ります。5回に先頭打者の牧秀悟が右前打で出塁しましたが、続く宮崎敏郎は見逃し三振。7回も先頭の蝦名達夫が左前打で出塁したが、牧秀悟が右飛と好機を広げられなかった。
1点勝負は明らかなので、どちらも采配で何か動きがあってもよかった。DeNAは個々の選手たちの能力が高いのですが、得点に結びつかない。接戦を勝ち切るためにもう少し工夫が必要だと思います」(スポーツ紙デスク)
牧、宮﨑、ソト、佐野恵太と強打者がそろっているDeNAだが、得点はリーグ5位の184得点。チーム打率.249は首位のヤクルトの打率.237と1分以上高いが、得点数はヤクルトが223得点。安打が出なくても得点を取る術はある。DeNAが上位浮上を狙う上で磨かなければいけない課題だ。(中町顕吾)
#今永昇太 選手が6月7日
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) June 8, 2022
北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)で
プロ野球史上85人目、球団史上52年ぶりの #ノーヒットノーラン を達成。
ノーヒットノーラン達成 | #21 今永昇太https://t.co/yZnrccsexZ#今永昇太 選手 #baystars pic.twitter.com/X2fCViT8Dy