「交通の妨げになる明らかに危険な行為ですね」
モデリスモ大阪の店主が取材に説明したところによると、三脚を広げていたのは、50代ぐらいの男性で、脚立に乗って、三脚をその場に置いたまま、代走特急の写真を撮っていたという。現場に10分ほどいて、撮影後はバイクに乗って去って行った。
声をかければ、逆ギレされかねないので、離れたところから男性の行為を見ていたそうだ。
「三脚を広げていたときは、車は来ませんでしたが、交通の妨げになる明らかに危険な行為ですね。目に付きましたので、写真を撮りました。これまでは、住民から注意されたことはありませんが、こうした迷惑行為をすれば、今後注意されるようになる可能性があります。道路は、中学校の裏側にありますので、学校や保護者も黙っていないでしょう。一部の鉄道ファンは、我先に撮りたい、一番になったという優越感に浸りたいのでしょうが、そんなことをしなくてもよいと思います」
また、こうした行為は、店の営業にも影響が出かねないと店主は明かす。
「模型と同じ鉄道の写真を撮って、商品を説明するために店に飾っています。ですから、商売の邪魔になる場合もあると思います。鉄道模型を売っていますので、商売は、地域の影響を考えながらやっています。私は、うるさい方ですので、店に来られるのは、マナーのいい客ばかりですね」
店主は、ツイッターで「誰かの迷惑行為は全員の立場を無くす、そういう気持ちで活動してもらいたいよね」「迷惑を掛けないように趣味活動できへん奴等が揃って趣味から足を洗えば良いんですよ」と呼びかけ、今回110番などをしなかったことについては、次のようにツイートした。
「通報しても逃亡されるリスクが存在します。一応今回は証拠だけですわ。次は警察呼びます」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)