ちむどんどん、ニーニーと寅さん似てるのか? 「オマージュ」指摘の一方...「何かズレてる」の声も

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「寅さんはこんなんじゃないし」

   だが、視聴者からは賢秀の行動に不安を感じる声も上がった。賢秀が路上で紅茶豆腐を販売する際、真っ先に商品を購入した男はサクラ役で、かつて沖縄時代の賢秀から960ドルを持ち去った我那覇良昭(田久保宗稔さん=53)だった。我那覇の大量購入後に他の客も紅茶豆腐を買い漁る様子が描かれ、場面が変わって賢秀と我那覇が路上販売の売り上げを数えるシーンも。賢秀はかつて自分から金を騙し取った我那覇と手を組み、紅茶豆腐を販売していたのだ。

   こうした賢秀の様子に対し、視聴者からは「ニーニーを寅さんと同じだとおもわないで欲しい。寅さんはこんなんじゃないし」「脚本家はニーニーを『寅さん』みたいにしたいのかも知れないが、何かズレてるのよね...」といった、寅さんとの違いを指摘する声が上がった。

   なお、6日の放送に関しては別のシーンで、賢秀のセリフではないものの「ちむどんどん」と「男はつらいよ」との類似性を指摘する声が上がった。番組冒頭、記念撮影の合図を頼まれた暢子は「チーズ」と間違えて「バター」と叫んでしまうシーンがあった。このシーンに対し、「写真撮影で『バター』って『男はつらいよ』を意識してる?」といった1972年公開の「男はつらいよ 柴又慕情」のワンシーンを連想したとの声が。同作では寅さんが、写真撮影の際に間違えて「バター」と叫ぶシーンがあった。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

1 2
姉妹サイト