ドコモ、「転売ヤー」対策強化 スマホの箱に名前記入へ...iPhoneなど人気機種対象

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   ドコモが2022年6月3日から、スマートフォンの転売対策として、個装箱に客の名前を記入する取り組みを始めた。同社広報部が6日、J-CASTニュースの取材に明かした。

  • 写真:西村尚己/アフロ
    写真:西村尚己/アフロ
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「箱に名前を記載させて頂いております」

   ドコモ広報によれば、iPhoneなど人気機種の割引を受ける条件として、個装箱に客の名前を記入するか店舗名を押印する条件を新たに設けた。

   新品を安く仕入れて高額転売する行為を防ぐ狙いがあり、「大変心苦しいのですが、ご利用のために必要としているお客様にできるだけ多く届けるために実施しております」と理解を求めている。

   東京都内にある携帯販売店は4日、iPhone12とiPhoneSE3を対象に「箱に名前を記載させて頂いております」とSNSで案内している。

   「真にご利用されて二次流通されたいお客様にとって不利益になるのではと社内的な議論もありました」と懸念もあったが、新品とは違い中古品は端末の状態が重視されるため「影響は限定的と考えています」としている。

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