巨人・小林誠司は正捕手に返り咲けるか 大城2軍で出番増も「ここで結果を残さなければ...」

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「あの打撃だと正捕手は厳しい」指摘もあるが...

   小林は評価が分かれる選手だ。「あの打撃だと正捕手は厳しい」という指摘があれば、「守備面のプラスアルファを考えれば、多少打てなくても起用し続けるべき」と評価する声も少なくない。

   存在価値は数字だけでは測れない。小林は投手陣が「安心感がある」と信頼を寄せる。もちろん、打撃を磨かなければいけないが、チームを勝たせるのが最大のミッションだ。

   6月2日のソフトバンク戦(東京ドーム)では、その役割を見事に果たした。同学年のエース・菅野智之と開幕戦以来今季2度目のバッテリーを組み、8回無失点の好投を引き出すなど、チームとして今季3度目の完封勝利を飾った。戦いは続く。交流戦はパリーグの強力打線と対峙するが、小林の腕の見せ所だ。

(中町顕吾)

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