前期のNHK連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」ロバート役で注目を集めた庭師・俳優の村雨辰剛さんが、2022年6月1日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)にゲストで出演。日本暮らしへの愛や、「カムカム」出演後に起きた周囲の変化を明かした。
朝ドラ出演後は「今どこ行っても『ロバート』です」
スウェーデン出身の村雨さんは、中学生の頃に世界史の授業で戦国武将に魅せられ、高校生で日本へのホームステイを経験。19歳で来日し英語講師の仕事に就くと、26歳で日本に帰化した。現在は築60年の日本家屋に住みながら、庭師と俳優の仕事を両立させている。
今回スタジオに、クリーム色の着物に茶色の羽織という落ち着いたコーディネートで登場した村雨さん。「カムカム」では、初代ヒロイン・安子(上白石萌音さん)さんに想いを寄せる米軍将校のロバート・ローズウッド役を熱演し、安子から「木漏れ日のような人」(4月7日放送・第111話)と称されるような朗らかな役柄で話題を呼んだ。
番組MCの黒柳徹子さんから「でもあれ(ロバート役)をおやりになってからは、最近は、あなたの事を呼ぶ時に皆が『ロバートさん』って、役名で」と話を振ると、村雨さんは「もう、今どこ行ってもロバートです」と笑い。「今でも普通に庭の仕事をしているんですけど、特に庭の仕事してるとちょっと目立っちゃうので、よく通りがかりの方々とかに、『ロバートじゃん』って。『ロバートが庭の仕事してる!』ってなっちゃう」と周囲の反応の変化を明かし、黒柳さんも高らかに笑うのだった。
日本的な暮らしが大好きで、自身で餅をついたり梅酒を作ったりすると話した村雨さん。ネット上の視聴者からは「出で立ちから話し方、暮らし方まで私よりもずっと日本人らしくて素敵」「確かにもうロバートさんって呼んでしまう 和装もお似合い」「ああ、ロバート村雨さんに、あちこち伸びてきている家の庭を剪定してもらいたい」「梅酒も枝からもいで自分で作る 凄すぎるよロバートさん」などの反響が聞かれた。