「なんか泣きそうになります」
なかにはノートの一部を用いたものも。次の2枚だ。
「小学生の時から本を買わせていただき、思い出の本屋さんでした。いつも笑顔で接して下さるおばちゃんが大好きでした。長い間、ありがとうございました」
「小さい頃から兄弟ともにお世話になりました。いつも入ると、元気なあいさつをしてくれて、『何をお探しでしょうか!!』と声をかけてくれました。この思い出がたくさんある本屋さんは一生忘れません。ありがとうございました!!」
投稿は4万6000件のリツイートや37万1000件の「いいね」を集めるなど注目され、「愛された本屋さん。なんか泣きそうになります」「素晴らしいなー...ただの商売だけではない、人と人との繋がりがこのお店にはあったんですね...」「長い間お疲れ様でした」といった声が寄せられている。
投稿者のaotaniさんは2日、J-CASTニュースの取材に「反響が大きくて驚いてます笑」と応じた。実際に店を利用したことはないというが、
「人同士の触れ合いから生まれるつながりがあればこそ文化は育まれていくんだろうなと感じた次第です」
と感想を述べる。反響を受けて「同じ様な気持ちを抱いている方が実は多いのかな」と感じたともいい、「本はなるべく本屋さんで購入したいなと改めて思いました」と結ぶ。
閉店のお知らせに手紙が貼り重ねられた様子については、これまで複数のユーザーが写真を投稿している。
投稿された写真を確認すると、少なくとも4月18日まで手紙はなく、5月頭までに1枚目の付箋が、同月末ごろまでに今と同じく10枚張られた状態になったようだ。
詳しい経緯を聞こうと河堀口書店にも電話をしたが、「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」の自動音声が流れるだけだった。