巨人・原監督に「中田翔を1番で使え」 得点力改善へ球界OBが仰天提言「相手は嫌がる」

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   プロ野球南海、阪神などで投手として活躍した野球解説者の江本孟紀氏(74)が2022年6月1日に行われた巨人対ソフトバンク戦を放送した「ショウアップナイター」(ニッポン放送)で解説を務め、巨人打線について私見を述べた。

  • 中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
    中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
  • 中田翔選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

「一振りしかないというか、一振りで1点しかない」

   試合は巨人先発・赤星優志投手(22)が4回1死1、2塁のピンチから中村晃外野手(32)、柳町達外野手(25)に連続タイムリーを許し3失点。5回には1死満塁の場面で柳田悠岐外野手(33)に走者一掃の2塁打を浴びて降板した。

   打線は3点を追う4回に吉川尚輝内野手(27)がソフトバンク先発の東浜巨投手(31)からソロ本塁打を放ち、6回にはウォーカー外野手(30)がレフトスタンドにソロ本塁打。4点ビハインドの7回には増田陸内野手(21)のソロ本塁打で1点を追加したが反撃もここまで。3-6で敗れソフトバンク戦2連敗となった。

   この日の巨人の得点は吉川、ウォーカー、増田のソロ本塁打による3点のみ。江本氏は「一振りしかないというか、一振りで1点しかない」と指摘し、ソフトバンクの4回の攻撃には「ランナーをためてタイムリーが出るという。流れが点数の中に出ている」との見解を示した。

   チームは29日の日ハム戦から3連敗。交流戦8試合を消化し3勝5敗と負け越しオリックスと並び10位に沈んでいる。

「1番にいきなり中田が来たら当たらないにしても迫力」

   試合後、この日の内容を振り返った実況アナウンサーが、2日のソフトバンク第3戦に向け「打線の組み替えというのは何か考えているんでしょうけども」と切り出すと、江本氏は「打線は苦労していると思いますよ。わかるんだけどね。このためにこうするというのがないじゃないですか」と打順について言及した。

   江本氏は「丸(佳浩)なんて人は1番に向かないですよ」とし、「中田(翔)を1番で使えと言ってるんだけど。相手嫌がりますから。1番にいきなり中田が来たら(球に)当たらないにしても迫力ありますから」との私見を述べた。

   巨人は今季開幕から吉川を1番に起用し、丸を5番や6番に据えていた。ところが吉川は5月4日の広島戦で死球を受け、左肩甲骨の骨挫傷により戦線離脱。リードオフマンの負傷により丸が12日のDeNA戦から1番に入り、吉川の復帰後も1番に起用されている。

   ソフトバンク戦の負け越しが決定した巨人。2日の第3戦は連敗ストップをかけて菅野智之投手(32)が先発のマウンドに上がる。

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