卒業は「いろいろなことが円滑になってから」「もう何も後悔なく辞めたい」
卒業に向けた発言も、少しずつ具体的になっていった。20年1月時点では、卒業時期について
「心と体が元気で心からの笑顔をファンの方に見せられる範囲でアイドルをやります!」
と述べるにとどめていたが、「卒業後」のイメージも明かしていた。
「どうだろうなー。生きていれば何でもいいんですよね。私は本当に『こうなりたい』という執着がなくて...、だから『こうなりたい』というよりは、やりたいことを一つずつやって生きていきたいので、辞めたらとりあえず休みを取って、バックパッカーしたいなー。芸能界で何かしたいことと言えば...、あっ、スキャンダルを起こしたい(笑)。私、本当に薄っぺらいんですよ」
テレビ番組の出演については、わらしべ長者を例に引きながら「ご縁」を強調した。
「どれも、関わるスタッフさんとかとのご縁だけでやってきたので、ご縁次第、という感じですね。人に支えられて生きている人間なので、わらしべ長者みたいな感じですよね。出会っていく人とどんな思いを交換し合ってどこに行きつくか」
21年8月のインタビューでは、卒業が現実味を増し「いろいろなことが円滑になってから」。「もう何も後悔なく辞めたい」とも話し、卒業コンサートなどに向けた環境整備が前提になるとの考えだった。
「欲を言えば握手会もしたいです。ライブも(今は禁止されている)みんなのコールが聞きたいな、というのもあります」