今後は「ママ友」として交流続ける
反響を受けては、小さな子供を連れての外出は気を使うことなどが多いとし、「こんな風に優しくしてくださる方がいると、心の底からありがたいなと思い胸が熱くなります」。
また、「ツイッターでは持ち主本人が見つかる前より見つかった後の方が反響が大きくてそっちにびっくりしました」ともいい、このように所感を述べた。
「皆さんのコメントも暖かくて、こうやってSNSに楽しい話題が増えればいいと思いました。悲しいニュースが多い中、こういった優しい人もいるんだということを皆さんに知って頂けてよかったです」
もう一方の優姫さんにも同日、話を聞いた。
自身の傘を独断で渡したと夫から報告された際、優姫さんは「それは傘をあげて正解!」と感じたという。「土砂降りやったけんそのママさんと赤ちゃん無事に帰れたかな~」と心配する気持ちもあったという。
夫への感謝を伝える投稿を発見した経緯は、「ママ垢の方を何人かフォローしていたのでその流れで、住んでいる場所が近かったのもあり、RTですぐ回ってきました」と説明した。
優姫さんの夫にも、詳しい経緯や投稿への受けとめなどを優姫さんを通じて尋ねたが、「大したことじゃないけん、そんな聞かんで」との返答があった。
めろりーさんと優姫さんは、今回の出来事を振り返り、それぞれ次のように伝えた。
「傘が繋いでくれた優姫さんとは友達になりまして、ママ友としてこれからも交流していこうと思っています。こうした縁をひとつひとつ大切にしていきたいです」(めろりーさん)
「ママ友が少ないので、この縁で仲良くなれたことにすごく旦那にも相手のママさんにも感謝しています。Twitterってすごいですね」(優姫さん)
優姫さんによると、ランチの日取りは既に決定している。「近々会えるのですごく楽しみです」と胸を弾ませていた。