投稿者に詳しい経緯を聞いた
発端の投稿は3万7000件以上のリツイートや17万6000件超の「いいね」を集め、2人のやり取りには「リプで奇跡の出会いが起こってる」「良い話すぎる...!!旦那さん、傘貸してあげた上に奥さんに新しい傘買って、2人はママ友になって...ドラマなの?!」「なにこれ優しい世界すぎて泣いた」などの声が寄せられている。
大きな注目を集めた投稿の裏にはどのような状況があったのか。めろりーさんは27日、J-CASTニュースに詳しい経緯を明かした。
26日は自宅から駅に向かう途中で、突如、激しい雨に見舞われた。めろりーさんは傘を持っておらず、コンビニや駅からも遠い位置にいたため、近くの木陰で雨宿りをすることに。
止まない雨に「(子供を)タオルに包んだまま走るか」と悩むなか、「男性が走ってきて『これどうぞ、使ってください!』と傘を差し出してくれました」。
遠慮するめろりーさんに男性は、「気にしないでください!車から見えたので、気になったので...」「僕が勝手にしたかっただけです。傘も返さなくて大丈夫ですよ」というように伝え、そのまま車に乗り込んで走り去ったという。
めろりーさんは次のように当時の心境を振り返る。
「正直、赤ちゃんが濡れそうでめっちゃ困ってたので、ありがたすぎて涙が出ました。いつかお返しが出来るかもと思い、車のナンバーと特徴を覚えておきました」
傘については「おそらく奥さんや彼女さんのじゃないかな...」と思い至り、当人の預かり知らぬところで譲渡されたのではないかと懸念。
これまで人探しのためにツイートをした経験がなく「正直ダメ元」ではあったが、「もし見つかれば直接お礼がいいたい、それ以上に傘を大切にしていた人だったならきちんとお返しがしたい」という思いで投稿に至ったという。
実際に優姫さんから反応があった際は、「率直な感想、本当に見つかった!繋がれた!って思いました」といい、このように述べる。
「お礼を言えて嬉しかったし、なにより本当に見つかったことに感動しました。また、繋がれたのは奥さんでしたがその方に私と同学年のお子さんがいると聞いて、嬉しくなりました」