秋元康氏→小室哲哉氏で「雰囲気まったく違う」 SKE48が11年ぶり新公演、メンバーも驚いた変化とは

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「私たちの目標はSKE48の入口を作ること」

   チームSは22年5月まで、SKE48のシングル曲や劇場公演曲を組み合わせた「重ねた足跡」公演を約6年間にわたって上演してきた。終演後取材に応じた松本さんによると、新公演は「今までの劇場公演と本当に雰囲気が全く違っていた」。歌詞に「難しい表現」が多く、その苦労を

「ちゃんと歌詞の意味を解釈した上で振り入れに挑んだりもしたんですけど、まだまだ多分私達、理解できていない部分が正直あると思うんですよ」

と明かした。その上で、

「回を重ねるごとに私達のものにしていきたいですし、新しい私達の魅力を引き出してくださったので、まだまだチームSの可能性が見えたなというふうに感じました」

とも話した。

   小室氏はリハーサル(ゲネプロ)を鑑賞し、スタッフを通じて

「歌やダンスで必死すぎて、まだ歌詞の意味が理解できておらず、表現は余り上手にできていない部分があった」

といった感想をメンバーに伝えていた。小室氏は前向きな感想も口にしていたというが、メンバーの奮起を促すために、スタッフは改善点だけをメンバーに伝えていた。

   小室氏の感想について青海ひな乃さん(21)は

「曲を書いていただいた方に『歌詞の意味とかを理解してほしい』とか言わせてしまったのが悔しくて...。『良かったよ』ってやっぱり言われたいですし、いただいたからには、私たちも全力で、まだまだこれからも向き合っていきたいと思っているので、次こそは成長した姿をお見せできたら」

と話し、成長を誓った。青海さんは「私たちの目標はSKE48の入口を作ること」「どんどん、いろんなところに扉を作っていきたい」とも話し、新公演を新たなファンの呼び水にしたい考えだ。新公演の楽曲を収録したアルバムが6月8日に発売されるほか、6月11日には、公演内容に満足できなかった人にチケット代を返金する「全額返金保証公演」を行い、事前に名古屋市営地下鉄の駅に広告も出す。新公演が新規ファン獲得につながるかの試金石になりそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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