茂木健一郎、千原せいじの「怒りは当然」 日本の水際対策「発展途上国」批判に同調「愚鈍な政策」

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   脳科学者の茂木健一郎氏が2022年5月30日、日本入国時の新型コロナウイルス対策に関して批判したお笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじさんに同調するツイートを投稿した。

  • 茂木健一郎氏
    茂木健一郎氏
  • 千原せいじさんのインスタグラム(chiharaseiji)より
    千原せいじさんのインスタグラム(chiharaseiji)より
  • 茂木健一郎氏
  • 千原せいじさんのインスタグラム(chiharaseiji)より

「信じがたい愚鈍な政策は痛烈批判されて当然」

   千原さんは29日、インスタグラムでガーナから帰国したことを報告。新型コロナに関する入国時の検査内容に対し「日本マジでヤバい。再入国にあたってめちゃくちゃチェック受けて最後にpcrの結果待ち1時間。そして、3日間の自宅待機。こんな国先進国で無いで。バカがコントロールしてる国丸出し。発展途上国やん」と不満を露わにしていた。

   茂木さんは千原さんのインスタ投稿のニュースを引用し、「そのとおりですね」と同調。続くツイートではこうも言及した。

「誰かがなにか発言したり表現したとき、その言葉遣いの重箱をつついてあれこれ言ってくるやつらはつまらん。言葉のニュアンスなんて、誰でもわかっていて、それで表現する人は責任をもってやっている。コバンザメはつまらん。今朝で言えば千原せいじさんのこと」

   茂木氏は、千原さんが「発展途上国」と表現したことに対し「発展途上国の人に対して失礼」などと批判するツイートがあったことに触れ、反論している。

「千原せいじさんが、いろいろ稚拙で愚鈍な日本政府の対応を『発展途上国』と表現したわけだけど、事実だから仕方がない。それを、『発展途上国を見下している』とか反応する人たちは本質が全くわかっていない。見下すどころか、没落していくこの国をいかに立て直すかというメタ認知が必要。本質論」

   検査の内容についても「愚鈍な政策」などとして批判は当然のものと主張した。

「そもそも、すでに国内でコロナが蔓延しているのに、水際対策などと称してPCR検査を強要し、しかも手続きが今どき紙ベースだという信じがたい愚鈍な政策は痛烈批判されて当然。頭悪すぎ。変異株警戒や、医療資源の枯渇の懸念といった合理的説明なし。千原せいじさんの怒りは当然。まさに発展途上国」

   茂木氏はツイートに寄せられた「発展途上? 発展してるんでしょうか・・・」との声に対して「うーむ。笑」と含みを持たせた投稿をしている。

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