長瀬智也、インスタ話題も「彼はどうしたいんでしょう」の声 発信に目的ある?識者に見解を聞く

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   ジャニーズ事務所を退所した元TOKIOの長瀬智也さん(43)が2022年5月24日、インスタグラムにアップした「顔どアップ写真」がネット上で話題となった。

  • 長瀬智也さんのインスタグラム(nagasetomoya_)から
    長瀬智也さんのインスタグラム(nagasetomoya_)から
  • 長瀬智也さんのインスタグラム(nagasetomoya_)から
    長瀬智也さんのインスタグラム(nagasetomoya_)から
  • 長瀬智也さんのインスタグラム(nagasetomoya_)から
  • 長瀬智也さんのインスタグラム(nagasetomoya_)から

「カッコいいけど、八方塞り感がある様に見える」「彼はどうしたいんでしょうね」

   写真の長瀬さんは、サングラスをかけつつ路上で自撮り。上唇の上やあごにヒゲを蓄えつつ、決め顔を披露している。投稿にテキストはなく、コメント欄も閉鎖されているが、投稿を報じたネットニュースには多数のコメントが集まるなど大反響を呼んだ。

   ネットの反応を見ていくと、「自分のやりたいことをやりたいようにそして頑張って生きてることは本当に格好良いと思う」といった長瀬さんの現状を肯定する声が寄せられる一方で、

「カッコいいけど、八方塞り感がある様に見える」
「自由な生活、楽しそうでなによりです。ただ、彼はどうしたいんでしょうね」

   といった声も上がっていた。

   長瀬さんは2021年3月末にジャニーズ事務所を退所した直後、4月3日にはインスタグラムを開設。退所時の事務所発表では「長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました」としていたが、表へのアプローチを続ける姿勢を見せている。ただ、インスタグラムを見る限り、新たに大きな仕事をこなすといった動きはない。

   投稿はコンスタントに続き、ファンはその都度、長瀬さんの近況を知ることが出来る状況だ。長瀬さんが芸能界への復帰を目指している可能性は、必ずしも全くなくなってしまったわけではないのだろうか。

   J-CASTニュース編集部はジャニーズ事務所に詳しい江戸川大学教授の西条昇氏(マスコミ学)に、長瀬さんがインスタグラムで行っている情報発信の分析を依頼した。

「自分が楽しんでいることを世の中の人々に知ってもらう」という目的はあるかもしれない

   まず、編集部は西条氏に、長瀬さんのインスタグラムによる情報発信には何か狙いはあるのか、あるとすれば、それは芸能界への復帰のための布石ということもあり得るのかについて聞いた。

「狙いというよりは、長瀬さんのインスタグラムからは現在の生活を楽しんでいるということが伝わってきます。投稿されるのはバイク、ギター、釣りなど趣味に関する写真が多いので、ビジネス目的が先にあるのではなく、自分が好きなことをやっていると情報発信するのがメインであることが分かります」
「つまり、『自分が楽しんでいることを世の中の人々に知ってもらう』という目的はあるかもしれません。バイク、ギター、釣りなどに関する投稿から仕事を広げていくということでもなく、あくまで自分がやりたいことを明らかにしているだけではないでしょうか。実際、収益を考えるのであれば、インスタグラムよりもYouTubeで情報発信した方が実利に結び付くのに、長瀬さんはそのようにはしていません」

   となれば、2021年3月末の事務所退所から1年以上が経過する中、長瀬さんは今、どこへ向かっているのだろうか?

「どこへ向かっているかというより、投稿内容から焦りは感じられないので、日々の生活を楽しむことを最優先しているように思われます。世間で言われがちな、『何らかの仕事についていなければ』という思いはないのではないでしょうか」
「長瀬さんはジャニーズ退所の際のコメントで、『ゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました』と記載していました。ここからも分かる通り、インスタグラムを見る限りではありますが、本人としては『すぐに何かの仕事をする』という意図は、当初からなかったのではないでしょうか。ですので、あまり時間をおかずに俳優などに復帰するというつもりは最初からないように感じます」

   西条氏は長瀬さんのメディア露出について以下のようにも指摘した。

「今回の投稿も含め、長瀬さんの趣味をメインとする投稿は、時折ネットニュースになって人々の関心を集めています。4月発売の釣り雑誌『Basser』(つり人社)6月号の表紙に登場したほか、ラジオ番組『TOKYO M.A.A.D SPIN』(J-WAVE)にゲスト出演して自身の趣味を話題にするなどしていました。このあたりから、『実利を優先させず、自分が好きなものを介してメディアに露出していく』という姿勢が垣間見えるのではないでしょうか」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

姉妹サイト