横浜みなとみらい「ライブイベント施設」続々開業 STUDIO COAST再オープン、2万人級アリーナも

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音楽専用としては世界最大級「Kアリーナ横浜」

   そして23年夏の開業を目指して、横浜駅東口には「Kアリーナ横浜」の建設が進んでいる。計画を推進するケン・コーポレーションのリリースによると、収容人員約2万人は音楽ライブ専用施設としては世界最大級で、併設のツインタワービルにはホテルとオフィスがある。アリーナにちなんで街区名は「ミュージックテラス」と命名された。建設予定地のみなとみらい6丁目は横浜駅東口から徒歩9分、新高島駅から徒歩5分にあたる。同地は再開発計画が定まっていなかったが、2019年に国土交通大臣から事業認定を受け、同社が建築主となった。

   みなとみらい地区のライブ会場としては、かつて2004年から2013年まで収容人員約1700人の横浜BLITZがあったが、2023年以降は上述の4会場が並立し、収容規模に応じて様々なジャンルの音楽イベントが開催可能になる。

   みなとみらい地区の中でも横浜駅や新高島駅に近いエリアは、桜木町駅側に比べて開発が遅れていた。2004年にみなとみらい線が開業して以降、日産自動車グローバル本社(2009年)、資生堂グローバルイノベーションセンター(2019年)、京急電鉄本社(2019年)など企業のオフィスや研究拠点が進出。オフィス街として発展してきたところに、エンタテインメント施設のオープンも続く。

   横浜駅から桜木町駅までの距離は約2キロメートルで、30分ほどかけて歩くこともできる。新しくできたライブハウスやアリーナがさらにこのエリアに人を呼びこめば、観光スポットも多いみなとみらいがもっとにぎやかになるかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 大宮 高史)

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