依頼者の梱包が不十分なケースが一部であるのでは、との声も
今回のデザインフェスタでは、ツイッター上でこのほかにも、トラブルの報告が相次いでいる。
5月22日に出展した人は、ガラス作品などを段ボール箱に梱包して佐川急便に配送してもらったところ、箱にいくつか穴が開いて中身の一部がむき出し、ガラスも割れるなどしていたとツイッターに写真を投稿している。
このほか、佐川急便から出展時に集荷に来てもらえず、再依頼すると時間前に不在票が入っていたなどとツイッターで報告する人もいた。この出展者は、結果的には荷物が間に合ったという。
一方で、配送を依頼した人についても、ネット上では、梱包方法が不十分なケースが一部であったのではないかとの指摘もあった。
展示会を運営しているデザインフェスタ社は5月25日、広報担当者が次のように取材に話した。
「配送トラブルについては、何か発表できないかスタッフ間で話して検討しているところです。トラブルが何件あったかなど、詳しいことは公表していません。また、今回のことを踏まえまして、出展者に梱包について詳しく案内する予定にしています」
デザインフェスタでは、ここ数回は、佐川急便1社に作品の配送を委託しているともした。
chop popさんがツイートした誤配送から謝罪までの経緯について、佐川急便の広報課は26日、「事実です」と取材に認めた。そのうえで、「補償内容や今後の対応については、個別に対応を行っている最中のため、詳細の回答については控えさせていただきます」と説明した。