「『この問題やったから分かるんだけどどうしよう』みたいな」
インタビュアーを務めるテレビディレクターの三谷三四郎さんから、答えがわかっているのにあえて間違った解答をしたことはあるかと聞かれると、木下さんは「あります」とキッパリと答え、「だって求められるし、期待されているのがわかる。さすがにあの時、おバカタレントで珍解答でやってたから」と説明。「いろんな番組でMCの人もそっち系で振ってくれたりするじゃないですか、問題とか。『この問題やったから分かるんだけどどうしよう』みたいな」といい、その場合「外す」という。
その一方で「だけどバランスであまりそれをやり過ぎるとわざとっぽくなるから、急に当てたりとか。難しいんだよね。『ここで本当に答えて大どんでん返ししたら、めちゃくちゃ番組が盛り上がる』とか、そういう雰囲気とか空気とかあるじゃん。だから、ある程度、答えをわかっておかないと逆にバランス取れなくて。だって部屋の中に世界地図貼ってたし、ことわざと四文字熟語の本も持ってたし、勉強してた」と、勉強した上で答えを外していたと告白し、「エンターテイナーだなって思う。今思うとちゃんとやれてたなって思う」と述懐した。